ブログ BLOG

BLOG ブログ

1/20、1/40の法則を知る

まずは、前回の【一番良いと感じた医療機関を受診する】の重要度について解説します。

【検索結果から選ぶ】の時点で選択したサイトが1つだけというのは稀で、多くの患者が複数の医療機関のサイトを見て比較検討することになります。そして、「このクリニックに診てもらいたい」と選ばれて初めて来院に繋がります。よって、選ばれるための情報量と質が求められることになります。

同時に患者の検索行動では、他のメディアと異なるインターネット特有のパターンがありますので、その特性を理解しておく必要があります。

弊社が複数の医療機関のご協力を得て来院動機を調査した結果、なかなか興味深い法則が見えてきました。

20人(歯科40人)のホームページ閲覧者のうち、1人が来院するという数値的な目安です

この法則に則れば、例えば、1日に100人の閲覧者がいれば、来院に期待できるのは5人というこになります。

数字の目安として、その数よりも高い割合の来院者が得られていれば、患者のニーズを的確に捉えられていると評価することができます。

逆に、この数字より結果が悪ければ、何らかの改善策を講じる必要があります。

ただし、閲覧数5000人/月を超えてくると、来院者総数は多くても、来院率自体は低くなる傾向がありますので、目安にされる際は月間で自医院の閲覧数がどれくらいあるのかをあらかじめ把握しておく必要があります。