ブログ BLOG

BLOG ブログ

自院の明確な方向性を定めるには「SWOT分析」!

マーケティングは戦略立案がもっとも重要である。その中でも外部環境分析と内部資源分析は非常に変数が多いことから、組織体内部でも十分議論が出来ず、結果、マーケティングそのものが不明瞭な領域として定着しまいがちである。

この危険を回避するにはSWOT分析を丁寧におこなうべきである。また、戦略立案プロセスにおいて、初期工程であることから、方向が狂うと着地点の予想もつかなくなる点からも入念な分析が必要である。そして、ポートフォリオ分析、成長戦略に優先して、未来戦略を含む展望はSWOT以外では成長先着だけであることも確認しておきたい。

SWOT分析は、自院を全国の類似医院と比較して、医療資源と経営資源の格差を総合的に分析することである。祖sの結果、自院の市場でのポジショニングの確認だけではなく、ベンチマークとの比較によって、未来戦略の立案もできる。

したがって、SWOT分析に使われるデータは必ず市場における他院との比較を超え、さらに全国のベンチマーク医院との比較におて設定する配慮も必要である。

例えば、機会(Opportunity)として「医師・スタッフ」が多いとしよう。その下部自体も他院との医師数を比較し、市場における同標榜の意思数のうち何パーセントを自院が占めているのかを計算しなければならない。そして全国医院データでの1医院あたりの医師及び職員一人あたりの労働生産性を比較して、ベンチマークを検討した結果からの評価を加味したい。

脅威(Threat)では、競争激化という事象が起こったとするならば、この背景には市場における参入医院(同標榜)の敵視が時系列に横軸に記載され、縦軸に自院の患者数(年間)の折れ線を作り、患者の増かが停止している状況や、患者の時系列データの分析で、他院参入で著しく影響をうけた理由を明示することが必要である。

また、強み(Strength)や弱み(Weakness)では、強みが弱みとなることもあることを頭に入れておくべきである。

例えば、診察が丁寧、という強みの場合、一人当たりの時間がかかりすぎており、待ち時間が長いという弱みにもなり得るという意味である。

SWOT分析は数値化されたデータが必ずし表に出ないため、表の作成は個人の主観でいくらでも作成できる。

しかしそれが市場の客観的情報の中で真実かどうか、見方に偏りがいか疑問点が多い、それを防止する方法として、1つは院長もしくは管理職全員が作成し、それらを集計した表で再度作成者を収集してゴロンすると、かなり精度を上げられ、同時に管理者の教育にもなるので有効的に活用していくべきである。