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~診療日時が集客のカギを握る~

3、ビジネス街の設定のポイントは?

ビジネス街に開業する場合には、午前の診療時間の設定を慎重に考える必要があります。

お昼休みに通院する患者さんが多いことを考慮し、午前診療の受付終了時間はできれば午後1時半頃が望ましいでしょう。

午後の診療については、退社後に通院する患者さんを見込んで、午後4時~8時くらいがよいといえるでしょう。

4、診療科目から診療日時を設定する方法も

診療科目により、診療日時を決定するという考え方もあります。

例えば、精神科、心療内科、泌尿器科、歯科といった診療科目はサラリーマンやOLが主たる患者層となるため、午後の診療はなるべく遅い時間まで行うほうが良いでしょう。

婦人科などであれば、主たる層がOL,主婦になることから、午前の早い時間の診察は避け、午前の遅い時間から午後の診療も遅い時間にすることによって、集客が見込めます。

5、休診日設定のポイント

ビジネス街での開業であれば、会社が休みとなる土日を休診日とするのが一般的でしょう。

これに対し、住宅地では、土日のほうが患者さんが見込めることから、土日以外のほかの曜日を休診としてほうがよいでしょう。

ただし、日曜診療は患者さんからの要望は多いものの、各地区に医師会の内規が障害となり、実現できない場合も多いといえます。

また、休診日には地域により偏りが見られることも多いため、例えば水曜、木曜を休診日にしている医院が多い場所であれば、あえてそこを外し、ほかの曜日に設定することも差別化の一つと言えるでしょう。