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【次に打つべき対策】を見つけ出すための市場シェア算出

①診療圏全体のシェア算出

診療圏全体でのシェア把握は必須データであり、中長期目標には欠かせない。

それだけでないlく、市場でのランキングと上位医院との射程距離を理解することで、、打つべき対策がまるで異なってくる

1位であるなら強者の戦略、2位以下は全て弱者の戦略になる点は誤解される場合が多いが、ランチェスター戦略を再度勉強しもらおう。

もしデータの入手ができないとか、急ぐ場合は下記の簡易方法で近似値把握でも実施しておくべきである。

患者数から推計する場合・・・

自院の1日平均の患者数÷診療圏全域の見込み患者数×診療圏の平均患者数×100=〇〇%

 

②エリア別シェアの算出

診療圏内の各エリア別シェア把握は、グロス・シェアで戦略の総論が決定された後、各論として攻略地区の優先順位を決める場合に強者と弱者では展開方法がまるで違ってくる。そのため、正確なデータがなくても推計値でも把握したい。その場合は、厚生労働省およびデータ、県・市受診率データから推計する方法がある。

その場合、エリア別人口に受診率を掛け算して、推計患者数を割り出し、シェアをエリア別に算出する場合や民間調査会社データを活用するとよい。

1、厚生労働省or県データから推計

疾患別受診率(対10万人)×エリア別人口=エリア別推計患者数

自医院患者数÷エリア別患者数=00%

2、民間調査会社

㈱矢野経済研究所

IMSジャパン

など

 

これらを活用し、常に正確なデータの入手と分析を継続的に行うことが重要である。