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医院のプロモーションの常識が変わり始めた

①プッシュ戦略を再考する理由

これまで医院のプロモーションというのは、小売り商店のように広告宣伝や口コミなどのプル戦略の範疇で考えるのが常識であった。

しかし、2016年の広告規制で、医院へのアンケート調査(日経ヘルスケア21)で、自医院の広告内容を見直した・検討中の人は約40パーセントであった。そこでは、今後緩和してほしい項目、現在利用している媒体、広告以外のPR手段には、医院としてもチェックすべき項目が含まれている。

特に、ホームページの規制は強く行われており、これまで誘導広告は完全放置だったのにも関わらず、基本的にはアウトとなっている。

プル戦略の大将ともいうべきホームページに規制がかかった今、医院は独自でプッシュ戦略を行わなければ生存競争に負けてしまうのは簡単におわかりであろう。

医院の中には地域医療連携室を作り、そこに広報専用要員をおくところも出てきている。この場合、担当を通じて入ってくる情報の分析、医院としての意思決定が必要となるケースが増え、担当者個人に全て任せることはできない問題も多く発生するので、院内の組織的対応が必要となる。それには、担当背へ権限移譲、院長、奥様も巡回に定期的に参加、担当者が定期的に報告できる機会のルール化が配慮されるべきである。